覚えるというプロセスを理解しましょう #読書感想
タイショーです。
kindle unlimited*1、楽しいです。読みたい本がたくさん。読書感想が追い付いていません。
ちょっと忘れかけてますが、とりあえず。物忘れが酷くなったと嘆く前に。
一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく
- 作者: 六波羅穣
- 出版社/メーカー: ニケ出版
- 発売日: 2017/01/13
- メディア: Kindle版
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記憶するってどういうこと?という点から解説されているので、とてもわかりやすいです。一番わかりやすいのが、このたとえ。
何かを覚え、思い出すには、この3段階をへる必要があります。言い換えれば、3つの段階のうち1つでもうまく機能しなければ、情報を思い出すことは出来ません。オーディオレコーダの場合、そもそも録音(記銘)できていなければ、当然のことながら、再生(想起)できません。録音できていても、機器が壊れてしまえば、つまり、保持に失敗すれば、再生できません。また、どこに音声データを保存したか見つけ出すことができなくても、つまり、検索に失敗しても、再生できません。
本には練習問題があるのですが、いままでいかに「記銘」があいまいだったかがよくわかります。結局「最初から覚えてない」のです。最初から覚えてなければ、記憶もへったくれもないですね。
でも、ちゃんと意識して覚えさえすれば「記銘」はできます。その次は「想起」。人は時間が経つと忘れてしまいます。それは繰り返して「想起する(思い出す)」ことで記憶に定着するのですが、一つコツがあります。それは
一度意識から外すこと
です。他のことを考えたあと、もう一度思い出すことができれば、記憶への定着が進むのだそうです。あとは繰り返して「想起」…です。
後半は、いわゆる記憶法の紹介なのですが…これは、う~ん、記憶法を覚えるのが大変かも? 一般的な「語呂合わせ」ぐらいだったらいいのですが、「数字法」「ペグ法」…とか、…う、頭の片隅に置いておけばいいかな。
とりあえず、「注意して(意識して)覚える」「時間を空けて『想起』する」の2点ですね。繰り返すことで、少しは記憶力が良くなるかな?
*1: