人生100年、マイペース大将

タイショー(大将)のブログ。各種トレーニングやトライアスロン、シンプルな生き方、日常生活…などをつぶやきます。

筋トレをやらない理由はない #読書感想

改めて言うことでもないですが…(笑)

 

超筋トレが最強のソリューションである 筋肉が人生を変える超科学的な理由(Testosterone, 久保孝史, 福島モンタ 著)

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このブログを読まれている方は、すでにこちら側の人(笑)かと思いますが、普通の方はまずこの本からご覧になると良いかと思います。筋トレの魅力…というか”必然性”を余すところなく書かれています。

 

過去の常識が、今の非常識ということはよくあることで、例えば

「ゴールデンタイム」といって、筋トレ後30分以内にタンパク質(プラス炭水化物)を摂取することが筋肉の成長には不可欠である、なんてことも言われていましたが、近年では、必ずしも運動直後に栄養素を補給する必要はなく、1日トータルで見て、必要量が守られていれば大丈夫なのではないか?という意見が主流になりつつあります。

こんな話も上がっています。私のバイブルである「プリズナートレーニン*1」では、むしろ普通の朝・昼・夕の三食をバランス良く食べましょう…とだけしか書いていません。それだけで十分ということです。監獄では筋肉のための最良の食事なんて出てこないですよね。普通に生活できる三食の食事だけ。それでも体を鍛えることはできます。

 

週に2回以上筋トレしている人はそうでない人よりもガンに関連する死亡率が約30%低いことが明らかになりました。ここで驚きなのは、有酸素運動を単体で行った場合にはガンに関連する死亡率は低下しなかったということです。

これは衝撃でしたね。正直言います。今まで筋トレは馬鹿にしてました。むしろ有酸素運動こそ至上…と思っていました。逆だったのですね。

 

ストレッチには障害を予防する効果はあまりなく、筋トレこそが障害を予防するツールだということがわかってきました。Hartら(2005)及びThackerら(2004)の総説によると、運動前、後のストレッチは劇的にケガの発症率を低下させるわけではないということが明らかになりました。筋トレをすると柔軟性もなくなるし、ケガも増える、というのはまったくの逆で、筋トレをすると柔軟性も向上し、ケガも予防できるのです。

これは「プリズナートレーニング」でも触れていますね。可動域最大まで動かすことで、筋肉も育つし柔軟性も養われる、更に関節や腱も鍛えられる。ただし、負荷の強さには十分注意する必要がありますけどね。

 

「上司も取引先もいざとなれば力ずくで葬れると思うと心に余裕が生まれ落ち着いた対応ができる」

心の余裕ができるのは、本当に大切なことです。弱い犬ほど吠える、強い犬はどーんと構える。排気量の小さい車はいつも限界ギリギリ、排気量の大きい車は何をするにも余裕がある。強ければ心に余裕ができるというのは、こういうことです。

 

筋トレで増すのは「希望」と「筋肉」、減るのは「ネガティブ思考」と「贅肉」。

というわけで、筋トレはやらない理由がありません。

 

なお、難しく考えることはありません。できるだけやる。バイブルとしては、繰り返しになりますが、「プリズナートレーニング」です。

 

 

jingsenn3104.hatenablog.com

 

*1:

プリズナートレーニング 圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ

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