ロードバイクの乗り方にはコツがあります
ロードバイクの速度が遅いと感じたら|スピードを上げる方法 | EXTRY
おはようございます。タイショーです。
タイトルに惹かれて読んでみました…が、あまり具体的なことが書かれていませんでしたので、たかだか3年程度のロードバイク経験ですが、感じていることをご紹介。
力でも空気抵抗でもない
記事では「全体重を込める」「脚力を上げる」「持久力をつける」「空気抵抗を減らす」「フォームが大事」…など書かれています。確かに大事なことではありますが、根本的なところが抜けています。それは乗り方(漕ぎ方)の「技術」*1です。
自転車を前に進ませる力はどこからくるか
では、自転車を前に進ませる力はどこから来るのでしょうか?当然、
ペダル(クランク)
ですよね。スピードを上げるためには、
ペダルを効率良く速く回す”技術”
を身に着けることが必要です。これは「ペダルを踏めばよい」という単純な話ではありません。というのも人間の身体は走る/飛ぶ…などの縦方向/横方向の脚の動きは、持って生まれた感覚がありますが、ペダルを回す「円運動」は、自然界にはない動きなので特別な「練習」が必要です。
どのように練習するか
以前読んだサイスポに、こんな練習方法が紹介されていました
坂道を超低速で上がる
なんでそんな練習方法で?と思うかもしれません。ただ、これには明確な理由があります。効率よく漕ぐためには、ペダルをきれいにムラなく円運動させることが必要です。平坦な道で漕いでるときには、ムラなく円運動してるかどうかを感じることが難しいですが、坂道を低速で上る状況だと、滑らかに漕がなければスピードが安定せずフラつきます。フラつかないように漕ぐことで自然と滑らかな円運動させる技術が身につきます。ゆっくりきれいにペダルを回せない人が、速く回せるわけがありません。まずはゆっくりペダルを回す練習からすることで、自然と平均速度は上がっていきます。また、坂道で練習することで、自然と坂道の登り方も身につきます。私はこの練習方法で、坂道が苦にならなくなりましたし、平坦路の巡航速度も上がりました。
まとめ
自転車はがむしゃらに漕いでも疲れるだけです。効率的なペダリングをトコトン練習して、ラクに速く漕げるようになりましょう。 そうすれば、ますます自転車が楽しくなって乗るようになる、そしてもっと速くなる…というプラスのサイクルに入ります。
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*1:「効率よく走る技術」という項目はありますが、スピードに直結する具体的な漕ぎ方技術ではなく、一般論にすぎません。