人生100年、マイペース大将

タイショー(大将)のブログ。各種トレーニングやトライアスロン、シンプルな生き方、日常生活…などをつぶやきます。

転職する前に読んでおきたい1冊 #読書感想

山口周さんのポイントが、なんとなくわかってきました。

 

天職は寝て待て~新しい転職・就活・キャリア論~ (光文社新書)"(山口 周 著)

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以前「世界のエリートは、なぜ『美意識』を鍛えるのか(山口 周 著)*1」を読んで、とても衝撃を受けました。内容は別掲するとして、哲学とやらの概要を知りたくなり、その後「武器になる哲学*2」(今読んでます)を手に取ってみたら…あら、これも山口周さんの著作でした。そのつながりもあり、この本を読むに至っています。

 

人生100年、これからまだまだ働くと考えたときに、どういうキャリアを歩んでいくか…といいうことはとても気になりますし、悩みます。そんなときによく「人脈は大事」と言われがちですが、この本ではこのようにありました。

キャリアの転機につながる縁は、親戚や友人等の親しい間柄ではなく、むしろそれほど親しくない関係の人からもたらされることが多い

人間関係は大きく

  1. 親友や親戚など、深く知った間柄
  2. 親友ほどではないが、仕事ぶりやら性格などはわかる間柄
  3. 名前は知ってる程度の間柄

の3つに分けられるそうです。そのうち、キャリアの転機につながる縁は、上記の「2」なのだそうです。1は似たような人種であまり広い人脈には繋がりにくく、3は人脈としては広いけど人柄を知らないので実際紹介されるほどのアクションにつながらない…のだそうです。なので2がちょうどよい人脈なのだそうです。確かに2ぐらいの人脈が相談しやすいし相談されやすい気がします。

 

また、

世の中には「攻めの転職」はいいが「逃げの転職」はよくない、と諭す人もいるようですが、あまり気にしなくていいでしょう。いま現在、非常につらい職場環境にあるのであれば、精神の健康を、ひいては自分の人生を守るためにもすぐに逃げるべきです。

ともありました。これは最近、いろいろなところで言われているので、もう皆さん普通になってきていると思いますが、「火事になって生きるか死ぬかの状況で、逃げる方向を悩みますか?」ということですね。

 

長い人生、いろいろあるので、転職することも当然あり。ただ、慎重に考えることは大事だし、転職したあと後悔することもあるけど、状況が好転することもあるから、あまり悲観せずに前向きに頑張りましょうね…ということでした。

 

さて、私はどうしましょうかね。(笑)

 

あ、最後に、哲学者っぽい紹介をされていた、この方のコメントで締めます。(笑)

過ぎたことを悔やんでも、しょうがないじゃないか。目はどうして前についていると思う? 前向きに進んでいくためだよ。(ドラえもん